2010年11月2日にﾐｰﾃｨﾝｸﾞﾌﾟﾗｻﾞ新橋店にて、厚生労働省による説明会が開催された。（出席者20名）
「労働安全規則を改正する省令の概要」「動力ﾌﾟﾚｽ構造規格の一部を改正する告示（案）の概要」「ﾌﾟﾚｽ又はｼｬｰの安全装置構造規格の一部を改正する告示（案）」について、約2時間程度の説明会が開かれた。
安全装置工業会は、この安全装置に関する事案を事前に開示いただき、質問内容を工業会として、厚労省に提示し、その回答も兼ねた、説明会であった。
構造規格改正の原案は、平成17年度に既に省に答申された物を主体に、各方面で検討した案件である、答申後すでに5年も経過しており、当時と多少世の中の状況が変化たおるが、これらの規格を変えていかないと、世界規格（ISO規準）に遅れを取るような状況になる。
又今後このような安全基準の見直しを、暫時行うことを期待するものである。この改正された規格の見直しを、従来と同じような対応をするならば、わが国の安全基準は、「ｶﾞﾗﾊﾟｺﾞｽ諸島」と同じ運命をたどることになる。つまり世界からの安全基準に取り残された、日本独自に安全基準となるであろう。